介護食アドバイザーとは?

介護食アドバイザーとは、財団法人の日本能力開発推進協会が主催する民間資格です。日本ではいま現在も高齢化が急速に進んでおり、老人ホームや介護施設がどんどん増えています。

 

人は高齢になると 1 日の運動量が減り、内臓の機能も低下してしまいます。特に食べ物を噛む力や飲み込む力が弱くなってしまい、食べ物が喉に詰まって死亡するケースも少なくはありません。

 

こうした機能が低下している、または障害を持っている人に向けて調理されたものを「介護食」と言います。

 

この介護食のスペシャリストを「介護食アドバイザー」と呼んでいます。

 

様々な工夫や手間が必要な介護食

介護食の種類は、ミキサーにかけて流動体にした「ミキサー食」、ペースト状にした「刻み食」、ゼラチンを使用してゼリー状にした「とろみ食」、舌でも楽に潰せる柔らかさに調理した「ソフト食」、飲み物に近い状態にした「水分補給食」などがあります。

 

これらだけでなく、飲み込むのが難しい肉や野菜などは包丁で切れ目を多く入れてから柔らかくなるまで煮込んだりするなどの工夫もされています。

 

こうした介護食をできるだけ栄養バランスも考えて、高齢者の食生活をサポートするのが介護食アドバイザーの仕事です。

 

また食に対する知識だけでなく、高齢者の心理や病気にも十分な知識を持っておくことが求められます。

 

資格を取得する方法

資格を取得するには、日本能力開発推進協会が指定する教育機関でカリキュラムを修了し、随時に在宅で受験して合格しなければいけません。

 

協会認定講座は、キャリア カレッジ ジャパンの「介護食アドバイザー資格取得講座」です。この講座は 36,000 円で受講することができ、受験料は 5,600 円を加えた 41,600 円で資格を取得することができます。

 

最近は介護施設だけでなく、在宅でのケアを受けている高齢者が増えているそうです。そうした現状から介護食の為の料理教室やセミナーが開講されています。

 

介護食アドバイザーは今後も様々な場所に活躍の場を広げていくことが見込まれているので、これからもニーズが増える資格となっていくでしょう。