食育指導士とは?

食育指導士とは NPO 法人 日本食育協会が認定する民間資格で、2005 年に制定された「食育基本法」に沿って食育を地域に普及させることを目的とした指導者のことを言います。

 

栄養士や管理栄養士のように、資格を取得すると就職先にアピールできるという強みはまだ確立されていないのが現状です。

 

今は主に栄養士や管理栄養士をはじめ、保育士、看護師、学校給食関係者、介護施設で働く人たちがスキルアップを図る目的で取得している傾向があります。食育指導士の資格取得者は現在までに 1 万人以上おられます。

 

では、この食育指導士はどのようにして取得することができるのでしょうか?

 

1 日のみの講習会

まず日本食育協会が定める講習を受けて試験に合格することで取得することができます。

 

講習会は 18 歳以上から申請が可能で、主に東京や大阪などの主要都市で開催されています。驚きなのが、この講習会はたった 1 日で終了し、30 分ほどの認定試験が最後に行われることです。

 

認定試験を受けるまでに「オリエンテーション」「栄養知識」「身体知識」「食育講習」「食育実践」を学習します。

 

レベルアップできる資格

この食育指導士は初心者向けで「入門編」に位置付けられていますが、ワンランク上の資格も設けられています。

 

それが「上級食育指導士」です。上級食育指導士は、実際に地域で活動していく為の準備や集客するノウハウがカリキュラムに組まれているようです。

 

自分自身で学校などの様々な場所で食育指導を行えるリーダー的人材を育成することが重点に置かれています。

 

この上級資格を取得するには、初級と同じく講習会を受講して試験にパスしなければいけません。講習会の内容も広範囲かつ専門的になるので、講習会は 5 日間みっちり行われます。

 

上級食育指導士を取得すれば日本食育協会の評議員になれる可能性もあり、食育のスペシャリストになる道が開かれるかもしれません。

 

ここ近年は、日本も国を挙げて国民の食生活の乱れを改善することに力を注いでいます。

 

「食の伝道師」とも言える食育指導士は、これからも食についての正しい知識と認識を広げていく使命を担っています。その重要性はこれからも増していくでしょう。