国際薬膳食育師とは?

国際薬膳食育師とは、国際薬膳食育学会が提唱する「和漢膳」の知識とスキルを学び、それを活用して人々の健康と長寿をサポートする資格です。

 

日本に適応した薬膳

社団法人である国際薬膳食育学会は 2010 年に設立されました。

 

この学会の発足は、日本で薬膳家第 1 号となった板倉 啓子さんが「和漢膳」という薬膳をアレンジしたことがキッカケとなったようです。

 

「和漢膳」とは薬膳の起源である中華料理をベースに、「和」と「洋」の食文化も取り入れて日本人の食文化にアジャストした新しい薬膳です。

 

この背景には日本の食文化が世界的に見ても特殊な形を築いていることや和食だけでなく中華や洋食などの様々な食文化が混じって複雑化していることがあります。

 

色んな顔を持つ日本の食文化には、日本独自の「薬膳」というものを作りあげる必要があったのです。

 

和漢膳は東洋医学の考えである人の「気」「血」「水」のスパイラルを好循環させて、体のバランスを整えることを目的としています。

 

国際薬膳食育師は、一人ひとり異なるこのスパイラルを季節で変わる旬の食べ物と生薬を組み合わせてメニューを提案していきます。

 

和漢膳で使用する主な素材は、根・茎・葉・花・実などです。即効性の生薬もありますが、体質改善の効果が実感できるまでには約 3 ヶ月ほどかかるようです。

 

資格を取得する方法

国際薬膳食育師はまだまだ認知度は高くないですが、食品や医療、介護関係の仕事に携わる人には取得をお勧めしたい資格です。

 

この資格は特級師範、1 級、2 級、3 級に分けられています。初心者向けの 3 級を取得するには、学会が認定する通信講座を受講して修了試験をパスする必要があります。

 

各級によって講習・試験方式が変わり、1 級試験では面接も加えられます。特級師範を資格を取得すると、薬膳のプロとしてマスコミや講習会などに参加して活動することができます。

 

また国際薬膳食育学会の本部講師としても認定されます。国際薬膳食育師の資格を取得して、ぜひ家庭生活や仕事に活用してみてはいかがでしょうか。